当然ご予算というのはあると思いますが、人生において雛人形を購入する機会というのは 少ない事でしょう。
まず最初はご予算にしばられずに、この機会に色々な雛人形を見て じっくり比較検討してみてください。
ピンと来る直感も大切にしてみましょう!
そのうちに各社の拘りや、品質による優美さ・相場感も分かって来て、納得して購入できる事にも繋がります。
基本の親王飾りだけにするか、三人官女や五人囃子を付けるか
一般的には、最上段である「親王」と「姫」を中心に飾り、お人形を囲うように「屏風」「雪洞」「三宝菱台」「桜橘」などを添えて飾り立てますが、予算は嵩む事になり 飾るスペースも必要になってきます。
昔は豪華段々飾りや、五人囃子から家来を多く引き連れてのセットが主流でしたが、今はシンプルに親王飾りだけ(お殿様とお姫様の男女一対)で十分という方も多いです。
雛人形飾り方では、一番基本となるお飾り方法となります。(詳しくはこちらの >>種類で選ぶ をご参照ください)
その場合は、三人官女や五人囃子..と沢山従えるよりは 価格も抑えられる事が多いでしょう。
もし予算が余ったり 物足りない場合は、衣装・着せ付、品質・素材、細部にまで拘った装束や小物、お飾りなどを追加で検討してみるのも良いでしょう。
素材やケースを付ける場合
素材については、海外製の素材やウレタン等の化学素材を一切使用していないと 割高にはなりますが、
アレルギーをお持ちのお子様には安心でしょう。
また、収納できるタイプやケース付きの場合も割高にはなってきます。
売れている相場
各社へのアンケート調査の結果では、高価なものが一番売れているお店も多数ありました。
日本全国で比べてみると 地域の特性によっても違いがありました。
実際に購入されている価格相場は
店舗別に調査をしたところ、おおよそ8~10万/12万~/20万~/30万円以上に分かれている事が多かったです。
また、サービスでお手入れセットや名入れ木札、被布着や陣羽織をプレゼントして頂けるところもあります。
中には、安価な価格だけで選んでしまって結局買い直した方も・・・
やはり価格については、なるべく多くの商品を見て総合的に判断される事をおススメ致します。
少しづつ増やしていくという選択肢も
無理をせず、まずは初節句は基本となる女雛と男雛の親王飾りを購入しておいて、翌年に三人官女、翌々年に五人飾りという様に、後から少しずつお人形やお道具を付けたして行くという選択もあります。付け足すお人形のお衣装は、色違いや模様違いなどがありますので、お店で御相談頂きコーディネートをお楽しみください。