南蛮胴(なんばんどう)

分類五月人形 

南蛮胴(なんばんどう)とは、安土桃山時代に南蛮貿易でもたらされた西欧の甲冑(かっちゅう:兜・鎧)の胴のこと。
鉄砲の攻撃に強く、珍しかったので武士に珍重されましたが、高価で大変重いものでした。
そこで、日本人の体形に合うように流用したものが和製南蛮胴(なんばんどう)です。南蛮胴(なんばんどう)の特徴は発手(ほって)がV字ですが和製南蛮胴(なんばんどう)は平らになっています。