極楽灯(ごくらくとう)

分類盆提灯(ちょうちん) 

極楽灯(ごくらくとう)とは、石灯籠(いしどうろう)の形をした小さな盆灯籠(ぼんとうろう)のことをいいます。
極楽灯に明かりを灯す意味は、2つあります。

  • 1:迷う霊のために、あの世への道を照らす意味があります。
  • 2:生きている方が供養を自覚することで、死者への未練を捨て成仏を願う意識を持たせるという意味があります。

〔置き方〕
※極楽灯を霊前灯のように扱う場合もあります。※地域により異なる場合があります。
・仏壇・・・1対の極楽灯を仏壇の中や仏壇の手前に飾ります。
・精霊棚・・・1対の極楽灯を位牌や供物の両脇に飾ります。